ふくろう先生の不苦労日記


埼玉川越相続遺言相談センター ふくろう先生の不苦労日記

2021/10/02

笑顔は副作用のない薬

漸く新型コロナの緊急事態宣言やまん延防止措置が解除され、取り敢えず日常生活が戻ってきました。

ワクチンの効果もあったでしょうが、やはりここまで落ちついた一番の要因は日本人の国民性でしょう。

まだまだ第6波の心配もあるのは間違いないですが今のうちに政府や、厚労省を中心としてきちんとした

備えを取っていただきたいと思います。

この緊急事態で日本の社会や組織としての脆弱性がすっかりあらわれたのですから、この際キチンと

洗い直して前に進むことができ際すればまだまだ日本は立ち直れると思います。

何せ本当に対応が一つ一つ泥縄で、少しずつ遅れを取り、前向きな多いうができなかった。

その現実を見据えて対応しないとまた同じことが起きます。

敵に当たるに当たり、戦力の逐次投入は絶対に避けなくてはなりません。

旧ソ連軍と関東軍が戦ったノモンハン事件以来、旧日本陸軍がとってきた作戦は、戦力が劣るのがわかっていた

がために戦力を温存し、少しずつ様子見で敵に当たってきたため、大東亜戦争の末期にその哀れな結末を

迎えなくてはななりませんでした。

海軍においてもミッドウエー海戦を単著に、最後は戦艦大和まで沖縄特攻に使う羽目に陥りました。

今回の新型コロナウィルスへの対応も同じことをしていました。全てが泥縄です。

少しずつ様子を見るため何度も緊急事態宣言やら万延防止措置やらを繰り返し、

ついに東京オリンピックは一年延期の上無観客で行わなくてはなりませんでした。

誰もが皆目の前で観客として見たかったと思います。選手の全力で戦い演技する姿は本当に感動でした。

選手の言葉も素晴らしいものがたくさんあり、一つ一つを書くこともできないくらいです。

最も感動した言葉の一つは、パラカヌーの瀬立(せりゅう)モニカ選手の言葉が記憶に残っています。

この女子選手は脊髄損傷した中でカヌー競技を続けています。

お母様からかけられた言葉で「笑顔は副作用のない薬」ということをインタビューで話されていました。

どれだけ辛い中でも笑顔は自分もまわりも幸せにできるという強い信念です。

思わず涙がこみ上げてきました。

こんな暗い世相の中でも笑顔で頑張りさえすれば明るい未来が待っています。

そんな気持ちになる素晴らしい言葉でした。

少しずつ明るい未来も見えてきたようです。

笑顔を忘れず辛い暗い気持ちを皆さん一緒に乗り越えましょう。

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